一般社団法人日本造血・免疫細胞療法学会 Japanese Society for Transplantation and Cellular Therapy

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第46回日本造血・免疫細胞療法学会総会
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2-5. CAR-T細胞の輸注(リンパ球除去化学療法を含む)

最終更新日:2023年7月5日

キムリア®の輸注の前にはリンパ球除去化学療法と呼ばれる抗がん剤治療が行われます。これは残存する白血病細胞を破壊するという目的もありますが、患者さんの正常リンパ球を減らすことで、輸注後のCAR-T細胞の体内での増殖を促す目的があります。通常シクロフォスファミド(またはエンドキサン®)とフルダラビン(またはフルダラ®)からなる計4日間の治療が行われますが、副作用の既往など何らかの理由でこれらの薬物投与がふさわしくない場合は、シタラビン(キロサイド®)とエトポシド(ベプシド®)からなる計3日間の治療が行われることもあります。リンパ球除去化学療法後、2日ないし2週間の間隔をあけてからキムリア®の輸注を行います。

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