我が国では、複数のCAR-T細胞の製剤が保険承認されていますが、2023年1月現在、急性リンパ性白血病(ALL)に対して使用が認められているのはチサゲンレクルユーセル(キムリア®)のみです。ここでは、急性リンパ性白血病に対するキムリア®の治療について説明いたします。
2-1. 適応となるタイミング
2-2. 従来の治療との比較
2-3. 白血球アフェレーシス(成分採血)
2-4. ブリッジング(橋渡し)治療
2-5. CAR-T細胞の輸注(リンパ球除去化学療法を含む)
2-6. CAR-T細胞療法後の合併症
2-7. CAR-T細胞療法の成績
2-8. CAR-T細胞療法後に再発した場合の対応
2-9. CAR-T細胞療法を選ばない場合の選択肢