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CAR-T細胞療法後に残念ながら再発した場合には、「4-9. CAR-T細胞療法を選ばない場合の選択肢」で紹介するように今まで使用した薬剤の中で奏効が得られている薬剤を選択して投与したり、殺細胞性の抗腫瘍薬を投与して病勢のコントロールを行います。近年登場した二重特異性抗体はCAR-T細胞療法後にも有効な報告がされており、二重特異性抗体を使用していない場合には、その薬剤の使用が状況に応じて考慮されます14)。場合によっては臨床試験なども考慮されます。
引用文献 14) Lesokhin et al. Nat Med. 2023;29:2259.