一般社団法人日本造血・免疫細胞療法学会 Japanese Society for Transplantation and Cellular Therapy

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中心静脈カテーテルについて

最終更新日:2018年2月28日

中心静脈カテーテルは、移植前の大量化学療法やその他の薬剤の点滴投与、輸血、水分や栄養の補給のため、また造血幹細胞の輸注(移植)を安全に実施するために使用されます。採血をこのカテーテルから実施することもあります。挿入は内頚静脈(首の静脈)、鎖骨下静脈(鎖骨付近の静脈)または尺側皮静脈(上腕(二の腕)の静脈)から、患者さんの状態を合わせて適切な場所を判断し挿入されます。挿入時の合併症や挿入後の合併症に関して十分な説明が行われます。中心静脈カテーテルは一度入れると刺し替える必要はなく、長期間使用することが可能です。一方で長期間挿入することは皮膚を介した感染源になる可能性があるため、定期的な消毒や適切の固定・保護することが重要になります。また施設によっては埋め込み型カテーテルを使うことがあります。

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