わが子が移植を受けることになったとき、家族は、言葉では表せない不安や、現実を受け止められない、など様々な思いを持つことがあります。子どもの治療は親が決めることが多いと思いますが、治療を受けるのは子ども自身です。子どもにも移植についてわかるように伝え、一緒に考えることが必要です。家族が不安な気持ちを抱えたまま子どもが治療を受ければ、子どもにもその不安が伝わり、子どもの気持ちも不安定になります。少しでも安心して子どもが治療を受けられように、家族が気になることは身近にいる医療者に相談して抱え込まないようにすることが大切です。移植治療を受けても、子どもには遊びと勉強は不可欠です。
治療中も少しでも遊びや勉強を継続できるように医師や看護師に相談することも必要です。退院後も子どもは学校や地域に戻るので、入院中も幼稚園や学校の先生や地域との繋がりを出来るだけ続けるようにします。
以下のような相談窓口を持つ団体もあるので利用する方法もあります。