自家造血細胞移植や同種造血細胞移植を行っている施設は多数あり、ここではその病院をご紹介します。また、厚生労働省の選定した造血幹細胞移植推進拠点病院と、造血細胞移植についての相談先についても説明します。
造血幹細胞移植推進拠点病院は、厚生労働省の造血幹細胞移植医療体制整備事業において、血液疾患患者さん全体の生存率の向上のために
を目標に、現在全国で12施設が選定されています。
北海道 東北 関東甲信越 東海 北陸 近畿 中国・四国 九州 沖縄 |
北海道大学病院 東北大学病院 がん・感染症センター都立駒込病院 国立がん研究センター中央病院 虎の門病院 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院 金沢大学附属病院 大阪公立大学医学部附属病院 岡山大学病院 愛媛県立中央病院 九州大学病院 琉球大学病院 |
造血幹細胞移植推進拠点病院は、(1)の目標があります。その役割を果たすため、各拠点病院には、地域連携支援センターが設置されています。地域連携支援センターでは、他施設の血液内科医師・地域の医療施設の職員(かかりつけ医の先生を含めたすべての医療スタッフの方)・患者さんからの問い合わせに応じる体制を整えています。
参考資料 造血幹細胞移植推進拠点病院事業(厚生労働省ホームページ)
日本骨髄バンクまたはさい帯バンクをを介した非血縁者間造血細胞移植は、日本造血・免疫細胞療法学会が認定する施設(診療科)で行われます。現在成人および小児の認定施設(診療科)は200以上あります。
それ以外にも血縁者間造血幹細胞移植・自家移植のみを行っている施設もあります。
日本造血細胞移植データセンターの移植の診療科別報告件数をご覧いただくと、造血細胞移植を行っている施設が分かります。
日本造血細胞移植データセンターのホームページにある資料を開き、各年度の調査報告書を参照し、移植の診療科別報告件数から各施設・診療科の移植数等をご確認下さい。
造血細胞移植についてのご相談のページをご参照ください。