一般社団法人日本造血・免疫細胞療法学会 Japanese Society for Transplantation and Cellular Therapy

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平成30年度 認定HCTC・暫定専門HCTCの認定申請および審査について

最終更新日:2018年6月19日

平成30年5月15日

日本造血細胞移植学会
理事長  岡本真一郎
同造血細胞移植コーディネーター委員会
委員長   一戸辰夫

日本造血細胞移植学会では、「造血幹細胞移植が行われる過程の中で、ドナーの善意を生かしつつ、移植医療が円滑に行われるように移植医療関係者や関連機関との調整を行うとともに、患者やドナー及びそれぞれの家族の支援を行い、倫理性の担保、リスクマネージメントにも貢献する専門職」を造血細胞移植コーディネーター(HCTC;Hematopoietic Cell Transplant Coordinator)と定義し、平成24年(2012年)からHCTCの資格認定制度を施行するとともにその普及に努めております。厚生労働省の造血幹細胞移植医療体制整備事業の中でも、造血細胞移植コーディネート支援事業が中核事業のひとつとされており、認定HCTCは、基幹移植施設に必須の専門職種と位置づけられています。また、本学会では、本年4月1日から非血縁造血幹細胞移植を施行する全ての診療科に適用されることとなった移植施設認定基準(新基準)として認定HCTCの配置を求めており、平成30年度の診療報酬改定において「コーディネート体制充実加算」1500点が新設され、全ての認定基準を満たす移植認定施設ではこの加算が可能となリました。 
このような背景の下、各施設における認定HCTC資格取得者の必要性が高まっていることを踏まえ、このたびHCTC委員会では、昨年度より申請受付期間を早めてHCTCとしての職歴を有し、一定の要件を満たす方を対象に、平成30年度の認定HCTCおよび暫定専門HCTCの認定審査を実施いたしますので、下記の申請方法を確認の上、期間内にご応募ください。

Ⅰ 認定申請の要件及び方法

1.認定HCTC

認定HCTCの申請に必要な以下の要件を確認の上、認定申請手続き説明書(*昨年度と内容に変更があります)をよくお読みいただき、チェックリストで申請書類を確認のうえ、期日内に学会事務局に提出してください。

【認定申請の要件】

  1. 平成23年度CTC研修会、平成25、26年度HCTC研修会、または、平成27年度以降に開催されたHCTC認定講習Ⅰの修了証を有すること。
  2. 平成26年度までにHCTC委員会で承認された施設において実地研修を受け、HCTC実地研修実施報告書を有すること、または、平成27年度以降に開催されたHCTC認定講習Ⅱの修了証を有すること。
  3. HCTCとしての実務経験年数(*)を2年以上有すること。
  4. HCTCとしてのコーディネート件数(*)が、患者事例15件以上、ドナー事例15件以上(内、血縁ドナー事例5件以上)の経験を有すること。
    なお、小児の移植例のみのコーディネートを行っている場合には、患者事例8件以上、ドナー事例8件以上(内、同胞ドナー事例3件以上)の経験を有すること。その場合は、小児移植認定HCTCの申請を行うこと。
    *HCTCとしての実務経験年数およびコーディネート件数のカウント方法に関しては、認定申請手続き説明書(*昨年度と内容に変更があります)をよくお読みください。活動開始時期が、認定講習I・認定講習IIの受講申込書と異なる場合には、申請は受理されません
  5. HCTCとして介入したコーディネート事例の内、患者2例、血縁ドナー2例についてケースレポートを提出すること。
  6. 本学会員歴2年以上であり、申請年度の会費を完納していること。

【申請書類】

2.暫定専門HCTC

暫定専門HCTCの申請に必要な以下の要件を確認の上、認定申請手続き説明書(*昨年度と内容に変更があります)をよくお読みいただき、チェックリストで申請書類を確認のうえ、期日内に学会事務局に提出してください。

【認定申請の要件】

  1. 認定HCTC認定証を有すること。
  2. 認定HCTCとして、専従(就業時間の約8割以上に従事していること)での実務経験年数(*)を3年以上有すること。
  3. 認定HCTCとしてのコーディネート件数(*)が、患者事例30件以上、ドナー事例30件以上(内、血縁ドナー事例15件以上)の経験を有すること。 
    * HCTCとしての実務経験年数およびコーディネート件数のカウント方法に関しては、認定申請手続き説明書(*昨年度と内容に変更があります)をよくお読みください。
  4. 申請時点から過去3年以内に、本学会学術総会および学術総会中に開催されるブラッシュアップ 研修会に 2 回以上参加していること。
  5. HCTCとして介入したコーディネート事例の内、患者3例、血縁ドナー3例についてケースレポートを提出すること。
  6. 申請年度の学会費を完納していること。

【申請書類】

Ⅱ 申請受付期間

平成30年7月4日(水)~ 平成30年7月18日(水) 必着

*期間を過ぎますと受付できませんので、日程に余裕をもって提出してください。

Ⅲ 申請先

〒461-0047 名古屋市東区大幸南1-1-20 名古屋大学医学部内
一般社団法人日本造血細胞移植学会事務局
「認定/暫定専門HCTC認定申請受付」 係

*申請書類は返却いたしませんので、ご了承ください。

Ⅳ 審査料振込

【審査料】 1万円
 * 審査結果に関わらず返金いたしませんので、ご了承ください。

【振込先】 三菱東京UFJ銀行 名古屋駅前支店(店番221)
 口座番号:(普通預金)1494908
 名 義 :一般社団法人日本造血細胞移植学会 代表理事 岡本 真一郎

Ⅴ 審査方法

1.認定HCTC

下記1、2、3の審査結果を総合的に評価して合否を判定します。

  1. 認定申請書類の書類審査(ケースレポートの審査を含む)
  2. 筆記試験
  3. 口頭試験

2.暫定専門HCTC

下記1、2の審査結果を総合的に評価して合否を判定します。

  1. 認定申請書類の書類審査(ケースレポートの審査を含む)
  2. 口頭試験

筆記試験および口頭試験は平成30年9月29日(土)に、東京都内の会場で実施する予定です。詳細については各申請者に後日ご連絡いたします。 
なお、書類の記載に意図的な不正があることが判明した場合には、その時点で申請を却下し、以後の審査を行いません。(HCTC認定制度細則第2条3項)

Ⅵ 審査結果の通知

審査は、HCTC認定制度規則第7条に定められるHCTC認定審査委員会が行い、その結果をHCTC委員会で審議した後、理事会での承認を得て決定します。結果の通知は、学会事務局から各申請者に郵送で行います。
認定審査合格者には、後日認定証と認定バッチを交付しますので、登録料(1万円)の振込をお願いいたします。

Ⅶ お問い合わせ先

認定の申請や審査については、HCTC認定制度規則およびHCTC認定制度細則もご確認ください。

一般社団法人日本造血細胞移植学会事務局
Tel:052-719-1824 Fax:052-719-1828
E-Mail: jshct_office★jstct.or.jp  [★を@に置き換えてください]

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