造血細胞移植は、化学療法では治癒が得られない血液疾患を治癒させる可能性のある、血液疾患の患者さんにとって期待の大きな治療方法です。また、造血細胞移植は、医療の中でも多職種連携が極めて重要で、かつ多職種連携が進んでいる分野です。
具体的には、「移植に関わる医療者」の部分に示す通り、医師のみならず、看護師、薬剤師をはじめ多くの職種が、それぞれが得意とする分野の能力を生かして、難治性血液疾患の患者さんを支えています。
将来医療従事者を目指している皆様の中には、造血細胞移植に興味を持っている方もいらっしゃるかと思います。造血細胞移植に興味を持たれたら、日本造血・免疫細胞療法学会総会に参加をしてみませんか?数ある医学系の学会の中でも、これだけ多くの職種が、患者さんを治そうという熱意を持って参加している学会は他にはないと思います。学部学生の方は、参加費無料で学会に参加できます。