一般社団法人日本造血・免疫細胞療法学会 Japanese Society for Transplantation and Cellular Therapy

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同種臍帯血移植後HHV-6再活性化の認知機能と生活の質に与える影響に関する前向き観察研究

最終更新日:2019年10月4日

研究の趣旨

ヒトヘルペスウイルス6 (HHV-6) はほぼすべてのヒトに潜伏感染しているウイルスであり、臍帯血移植レシピエントの多くにおいて潜伏したHHV-6の再活化をきたす。HHV-6は大脳辺縁系に親和性が高く、HHV-6再活性化を来した患者の一部はHHV-6脳炎を発症することはすでに知られている。

同種造血幹細胞移植 (HSCT) の長期生存者では認知機能低下や易疲労感をしばしば来す。この原因の一つとして、再活性化したHHV-6が潜在的に中枢神経機能障害をきたしている可能性が示されている。本前向き観察研究では移植後のHHV-6再活性化と移植後の認知機能障害や生活の質 (QOL) 低下との関連について検討を行なう。

研究の目的

HHV-6の再活性化が臍帯血移植患者における移植後認知機能障害やQOL低下の原因の一つとなっていないかについて明らかとする。本検討は移植後認知機能障害の機序の解明につながり、将来的にはその予防法の確立につながる可能性がある。

研究の方法

多施設共同前向き観察研究。
登録症例についてHHV-6の再活性化および精神神経学的評価を行なう。

研究計画書(ダウンロードには学会員番号・パスワードの入力が必要です)

同意説明文書(ダウンロードには学会員番号・パスワードの入力が必要です)

症例登録票(ダウンロードには学会員番号・パスワードの入力が必要です)

症例報告書(ダウンロードには学会員番号・パスワードの入力が必要です)

倫理審査結果通知書(ダウンロードには学会員番号・パスワードの入力が必要です)

参加施設登録票

研究期間

症例登録期間: 2018年12月3日から2020年12月31日まで
試験期間: 最終症例の登録から1年間

研究代表者

日本造血細胞移植学会 GVHD以外の移植関連合併症ワーキンググループ代表
大分大学医学部附属病院 血液内科 緒方正男

連絡先

本研究に関する連絡先は以下の通りです。本研究にご質問がある方は遠慮なくご連絡ください。

大分大学医学部附属病院血液内科
緒方正男
〒879-5593 大分県由布市挟間町医大ヶ丘一丁目一番地
電話 097-586-6275 FAX 097-586-6056
Email: mogata@oita-u.ac.jp

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