造血細胞移植の一般的な適応は、当ホームページの「移植の適応となる疾患」に、お示ししたものとなっています。しかし、年齢・合併症や疾患の状態等により、移植適応の有無や移植を行う時期を一律に判断することは容易ではありません。血液疾患の治療を行う際に、造血細胞移植の適応があるのではと少しでもお考えの際は、早めに造血細胞移植施設にご連絡をいただければ幸いです。早めにご連絡をいただけると、その後の移植までの治療は移植施設と連携を取りながら、円滑進むと考えられますし、患者さんにとって最適なタイミングで造血細胞移植が行えると考えられます。
お近くの移植施設については、当ホームページの「移植施設」をご覧いただき、ご相談ください。患者さんが御実家に近い施設での移植を希望される場合や、適切な移植施設がはっきりわからない場合には、その地域の「造血幹細胞移植推進拠点病院の地域連携支援センター」までご連絡下さい。拠点病院の造血細胞移植コーディネーター(HCTC)あるいは血液担当の医師が、移植施設の選択についての相談に応じます。